オフィス移転の第一歩は「現オフィスの現状整理」から
オフィス移転というと、物件探しや内装デザインに目が向きがちですが、実はその前段階である現オフィスの現状整理が、移転全体の進めやすさを大きく左右します。
今のオフィスをきちんと把握しないまま進めてしまうと、「想定より面積が足りない」「コスト感が合わない」といったズレが後から表面化しがちです。
本コラムでは、オフィス移転を検討し始めた段階で押さえておきたい現状整理のポイントを、できるだけ分かりやすく整理してご紹介します。
なぜオフィス移転前に現状整理が必要なのか
現オフィスの条件は、新しいオフィスを検討する際の“基準”になります。面積・コスト・立地・働き方などを整理しておくことで、物件比較や社内検討がスムーズに進みます。
また、経営層と総務・現場で認識が異なることも少なくありません。数字と事実を整理することが、社内合意形成の近道にもなります。
オフィス移転時に行うべき現オフィスの現状整理チェックリスト
1.契約条件・コストの整理(重要度:★★★)
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重要度 |
チェック項目 |
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★★★ |
月額賃料・共益費など固定コストを把握している |
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★★★ |
契約満了日・解約予告期限を把握している |
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★★★ |
原状回復範囲と想定コストを確認している |
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★★☆ |
契約面積と実際の利用面積を整理している |
2.人員構成・将来計画の整理(重要度:★★☆)
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重要度 |
チェック項目 |
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★★★ |
現在の在籍人数・部門構成を把握している |
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★★☆ |
採用計画・組織変更の予定を整理している |
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★★☆ |
リモートワーク・フリーアドレスの運用状況を整理している |
3.レイアウトスペース利用状況の整理(重要度:★★☆)
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重要度 |
チェック項目 |
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★★☆ |
空席・未利用スペースの有無を確認している |
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★★☆ |
会議室・打合せスペースの利用頻度を把握している |
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★☆☆ |
書庫・倉庫・備品置き場の占有状況を確認している |
4.立地・ビル環境の評価(重要度:★☆☆)
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重要度 |
チェック項目 |
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★★☆ |
駅からの距離・通勤利便性に課題がある |
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★☆☆ |
ビル設備・セキュリティへの不満点を整理している |
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★☆☆ |
周辺環境(飲食店・金融機関など)を見直したい |
現状整理をスムーズに進めるためのポイント
- チェックリスト形式で可視化する
- 感想ではなく数字・事実で整理する
- 総務だけでなく、経営層・現場の声も取り入れる
この工程を丁寧に行うことで、物件選定や内見時の判断がぶれにくくなります。
流れで考えるオフィス移転の進め方
オフィス移転は、
① 現オフィスの現状整理 → ② 新オフィスの内見 → ③ 物件選定・条件調整
という流れで進めることで、判断のブレや手戻りを防ぎやすくなります。
現状整理は、その後の内見時に「どこを見るべきか」「何を比較すべきか」を明確にするための土台です。
現状整理を踏まえたうえで確認したいオフィス内見時のチェックリストにて解説していますのでぜひチェックしてください。
まとめ|現オフィスを知ることが、移転成功への近道
オフィス移転を成功させるためには、まず現オフィスを正しく把握することが欠かせません。
現状整理は地味な作業ですが、その精度が移転後の満足度を大きく左右します。
次のステップへ進む前に、チェックリストを使いながら現オフィスを一度整理してみてはいかがでしょうか。
以上、ご参考になりましたでしょうか。
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